歯は失って初めてその大切さが分かる器官だと言われています。
確かに私達は虫歯にでもならない限り、日頃自分の歯にはあまり関心を払いませんね。
しかし歯は日常的に私達の健康や様々な生活シーンに強い影響を与えています。
では歯はいったいどの様な役割を果たしているのでしょうか?
歯の役割で最も代表的なものは食べ物の咀嚼、つまり食べ物を噛む事です。
私達の歯は大きく分けて「犬歯」、「前歯」、「奥歯(臼歯)」に分かれていて、食物を食べる時にはそれぞれが自分の役割を果す様になっています。
犬歯は上顎と下顎にそれぞれ2本ずつ生えている先の尖った歯で「糸切り歯」とも言われますが、この犬歯は「食べ物を切り裂く」という役割を持っています。
イヌ科やネコ科の肉食獣などでは犬歯は牙と呼ばれ、獲物を仕留める上で最も重要な役割を果たしています。
犬歯は牛や馬などの様な完全な草食動物には生えていませんが、人間やサルなどは動物も植物も食べる雑食性ですから犬歯が残っています。
前歯は食べ物を咀嚼し易い様に小さく切り分ける役割をします。
もし前歯が無くなると食べ物を常にナイフなどで小さく切り分けなければいけないので非常に面倒ですね。
奥歯は食べ物を細かく磨り潰す役割をしますが、この時同時に大量の唾液が分泌される事で胃での消化を助けています。
歯で噛む事は同時に味覚にも大きな影響を与えています。
私達の味覚は単に甘い、辛いだけの単純なものではなくとても複雑で、食べ物を噛む時の噛み応えも味覚の重要な要素です。
又、医学的にはまだ証明されていませんが、この様な食べ物を噛むという動作がアルツハイマー病の予防に役立っているという説もあります。
歯は言葉を発音する時にも一定の役割を持っています。
子供の時などに経験された方も多いと思いますが、例えば前歯が欠けるとサ行の音など特定の発音が不明瞭になりますね。
歯は美容の上でも重要ですね。
皆さんは自分の前歯が欠けた状態を想像してください。
非常に間の抜けた滑稽な顔になると思いませんか?
前歯でなくても歯が欠けた状態を放置しておくと歯が移動して全体の歯並びが悪くなったり、顎の骨が変化して顔に歪みが生ずる事があります。
【歯,咀嚼,発音,美容,アルツハイマー病】
インプラント早分かりラボは、インプラントについて解説しています。
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